報・連・相より大切な「かく」「れん」「ぼう」
社会人に必要なこととしてよく、「ほう・れん・そう」が大切と言います。
「報告」「連絡」「相談」のそれぞれの頭の文字をとって「報連相(ほうれんそう)」ですが
最近になって、ビジネスの世界では成長を妨げるような「報連相(ほうれんそう)」が多いと言われ始めています。
もちろん「報連相(ほうれんそう)」には組織の上下をつなぐ重要な意味を持っています。
しかしある程度仕事が出来てくるようになると、自分で考えて行動しなければならない場面が頻繁に起こりえます。
「仕事がうまく進まないときには早めに相談すればいい。」
「相談すれば上司がなんとかしてくれる」
ということではは人材が育ちません。
いわゆる「指示待ち人間ばかり」になる可能性があります。
そこで新しく最近謳われている「確・連・報(かくれんぼう)」という言葉があります。
相談を確認に置換えた言葉になりますが
「相談」より「確認」するということのほうが「自主的人間」を育てることにつながるのではないかということです。
「どうしてもここが上手くできません。このやり方にすると結果はもっとよくなると思います。このやり方を採り入れていいですか」などと
「確認」し、途中経過を連絡、そして結果を報告することが人を育てる最善な方法だと思います。
私も○年目になり、後輩や部下の指導を任されることが増えてきました。
頭ごなしに正解を伝えることは一番楽で手っ取り早い方法ですが
後輩の育成ということに重点を置いて日々指導をしていきたいと思います。
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