シビル・ウォー アメリカ最後の日が凄い

10/4に劇場公開された映画「シビル・ウォーアメリカ最後の日」という映画をご覧になりましたでしょうか?
アメリカで内戦が起きて町中で銃が乱射され戦争が起こっている状況を前線でシャッターを切り続けるジャーナリスト目線で描いた作品なのですが、私たちを109分間リアルな恐怖に怯えさせる作品です。
まず戦争の描写が容赦ない。その生々しさに目を瞑ってしまう人も多くいると思います。しかし目を瞑ったところで次に襲い掛かってくるのは音の恐怖。真後ろから放たれた銃が私の真横を通過して目の前の人に当たる。本当に銃撃戦の中に置かれているような立体的な音響が更に追い討ちをかける。視覚と聴覚から戦争の恐怖を与えてくるのです。
ですが何より怖いのは、人間。
戦争は人の思想のぶつかり合いから起こるものだと思っているのですがその戦争に便乗して自己主張を始める者、そして人を殺すことに躊躇いが無くなる者、何人も出てくる壊れてしまった人間たちが一番恐ろしいのだと改めて思わされます。
平和に暮らす私たちの知らない恐怖をリアルに体験させる凄まじい映画「シビル・ウォーアメリカ最後の日」。より多くの方に一度体感して頂きたい作品です。
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