夏にこそ味噌汁を飲もう
暑い日に冷たくのど越しがよいそうめんや冷やし中華などを食べたくなりがちですが、先人たちの教えに「暑いときこそ熱いものを食べたほうがよい」があります。
暑いときに熱いものを口にすると発汗が促進され、より涼しさが感じられる効果を得るには味噌汁がお勧めです。
夏にお勧めの味噌汁は、汗によって失われる水分と塩分が同時に摂れたり、具材と一緒に不足しがちな栄養素を補えたり、食欲がなくても手軽に食べられ、積極的に摂りたいものです。
特におすすめの味噌汁の具は、栄養価が高いカボチャや、夏バテに効果的なナスやオクラ、体を温め消化を助けてくれるショウガです。加えてスタミナをつけたいなら、豚肉やニンニク、ニラなどもお勧めです。
冷たい出汁汁に味噌を溶かし、ごま、キュウリ、豆腐などを入れて食べる冷や汁は、厳しい暑さで食べるのがつらいときにお勧めです。サバ缶やツナ缶を加えるのもお勧めです。
ご飯やうどん、そうめんにかけて美味しく食べられるさまざまな各地の郷土料理や、アレンジレシピもあります。調べてみると、新しい発見があるかもしれません。
健康食品として味噌は評価が高く、昔から日本の食卓を支えてきた味噌汁は、暑い夏を乗り切るための救世主になるでしょう。