不満だけを伝えるのは控えましょう
自分の気持ちを伝えることは大切です。しかし、不満という感情だけを伝えるのは、建設的な言葉のキャッチボールになりません。
たとえば、スーパーにセルフレジが導入されて、「自分には使いこなせない気がして困惑している。食品登録は店員にして欲しい。」と思っている場合、セミセルフレジのチェッカーさんに「なんでセルフレジなんか入れたのよ!」と不満をぶつけても、「お客様から要望が多かったので」と返されたら黙り込むしかありません。
「私が遅れてるわけ?」と不愉快になるのがオチです。セミセルフレジがあり、食品登録をしてもらっている状態をキープしたいという気持ちを伝える方が建設的です。
「セルフレジが入ったのね。でも、私は食品登録は今のまま店員さんにしてもらいたいわ。自分でして、上手くできないんじゃないかと不安だもん。」と言えば、店員の対応も建設的なものになります。
不満に感じたことへの根本的な解消につながります。不満だけを伝えると、マイナスの感情が増殖しやすくなります。
不満を伝えたい時は、なぜ不満なのか、どういう状態を望むのかを合わせて伝えるようにしましょう。