気圧の変化で起こる体の不調
ゲリラ豪雨や急な気温の変化が頻発している近年、頭痛やめまいなどの症状を訴える人が増えてきています。
低気圧や急な気圧の変化によって、さまざまな不調が生じる“気象病”は正式な病名ではありませんが、生活の中でとても厄介な存在です。
カタツムリのように渦を巻いている耳の奥にある内耳が、センサーのような役割を果たし、脳にある自律神経の交感神経と副交感神経に気圧の変化が伝わります。
きちんと自律神経が機能していると、気圧が下がると交感神経が働き血管を収縮させ緊張状態を保ち、気圧が上がると副交感神経が働き、血管を膨張させ体がリラックスします。
本来ストレスを感じず、スムーズに気圧の変化に対する切り替えができるはずです。
しかし、乗り物酔いを起こしやすい内耳に敏感な体質や、ストレスや疲労などで自律神経が乱れると、うまく変化に対応できず、眠気やだるさ、頭痛、めまいなどが起こります。
“気象病”に対処するため、自律神経を整える最も効果的な方法は、耳の血行をよくするストレッチをすることです。
両耳をつまみ、横に引っ張り離したあと、耳たぶを持ち前後に5回ずつ回し、さらに上下に5回引っ張り、最後に両耳の周りを指でもみます。
自律神経のバランスを整え、気圧の影響を受け難くするために、バランスのよい食事や十分な睡眠、温かいお風呂にゆっくり入りましょう。
さらに、血行を促進する適度な運動やストレッチ、マッサージもお勧めです。
改善したいと考えているなら、最近見られるようになった“気象病”の外来を開設した病院を受診しましょう。
生活していく上で、切っても切れない関係にある気圧とのつき合い方を考え、適切に対応すると、不調は軽減されていきます。
人によって少しずつ異なる“気象病”の症状に悩まされているなら、気圧の変化に対する体調の記録をつけると、どんなときにどのような症状が出るのかがわかり、早めの対応ができ改善策が見つかるかもしれません。
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