合成の誤謬(ごびゅう)

今日の朝礼のテーマは『合成の誤謬(ごびゅう)』についてです。
この言葉は経済学で使われる言葉で、意味は「それ単体として正しい判断をしていても、全体で見ると悪い結果をもたらしてしまうこと」です。
例えば、一人の人がお金を貯めるために全然お金を使わなかったとします。そうすると、その個人だけ見ると確かにお金は貯まるのですが、もし皆が同じ行動をしてしまうと経済が停滞し、結果的にその個人も貧しくなってしまう、というものです。
このことは仕事にも言えることだと思います。自分が抱えている仕事を効率的にこなすことは大切ではありますが、それとは別にチーム全体を俯瞰し、全体として捉えたときにその行動がベストなのかを考えながら職務にあたりたいと思います。
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