1分間スピーチ:言葉は変われど、当たり前について(例文付き) | 毎日更新!1分間スピーチの例文集

1分間スピーチ:言葉は変われど、当たり前について(例文付き)

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言葉は変われど、当たり前について

皆さんは、日々の話し合いの中で言葉の乱れが気になりますか?様々な理由がありますが、元々持っている言葉の意味が変わってしまうことは、残念ながら避けられません。

例えば「破天荒」の本来の意味は「前例のないことを成し遂げること」なのですが、近年では「大胆、荒っぽい」という意味で使われることが少なくありません。

 これを「言葉の乱れだ、けしからん」というのは簡単ですが、変化した後の意味で使用する話し手が多数になると、誰もが疑問に思わなくなります。

 そこで、今からとある言葉の「本来の意味」、続いて「現在の意味」を申し上げますので、この言葉は何かを皆さんも考えてみて下さい。

 1つ目は本来「滅多にない」という意味ですが、現在では「感謝の気持ち」という意味に変わった言葉です。

 この言葉は「ありがとう」です。

 では、もうひとつ、本来は「若い、生き生きとしている」という意味ですが、現在では「色の名前」になっています。
 
 この言葉は「緑(みどり)」です。
 
このように本来の意味と大きくかけ離れてしまっても、多くの話し手に定着すれば、誰も不思議に思わず、“当たり前”に使っていくものです。

そして、今は世の全てが短時間で変化しますので、世代によって、人によって“当たり前”が異なることが“当たり前”です。

皆さんも日々の話し合いの中で前提となっている“当たり前”を見直すと、より良い対応が出来るのではないかと思います。

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