他人は自分の鏡だと思うこと
「人の振り見て我が振り直せ」ということわざがあるように、際立って見える他人の悪いところや行いを見て、自分自身の行いも見直し改めることは大切なことです。
「振り」は、広辞苑によると、「思うままにのびのびとした挙動をする」という意味がある“振る舞う” から来ていて「振り」は、なかなか気づき難い人が無意識に行動している様子のことです。
無意識の行動は、他人が見るとよくわかり、好ましくない他人の行動を自分がしていないか、考え振る舞いを直すことが、このことわざの教訓と改めて気づきました。
同じようなことわざ「人こそ人の鏡」は、鏡を見て自分の身なりを直すように、「他人の行動や言葉遣いを見て、自分を見直すためのいい手本になる」という意味です。
自分が他人を見るように、自分を見ている他人から見ると、自分は他人であり、常に人から見られていると思えば、客観的に自分を見た行動ができるでしょう。
「人のお手本になる」と思うと、多少緊張するものの、人に見られても恥ずかしくない行動と言葉遣いを、改めて見直したいものです。
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