手話の文化について
みなさん、手話をご存知でしょうか?
耳の聞こえない人の言語で、手を使って話す、というくらいの認識の方も多いと思います。
手話は、手や指だけでなく、顔の表情、口の形や肩の動きなど、身体全体の動きによって表現する目で見る言語です。
東京オリンピックの閉会式に手話通訳がついて、その表現力の高さが話題になったりしましたね。
聴覚障害がある人のうち、主に手話で会話をする人をろう者と言います。
このろう者の文化、「ろう文化」が面白いのです。例えば、寝言も手話です。寝ながら手が動くそうです。
それから飲み会。私たちはお酒を飲むと声が大きくなりますが、ろう者は手話が大きくなり、テーブルの上の箸が飛んだり、コップを倒したりしてしまうそうです。
こんな風に同じ日本人でも、文化が違えばいろんな違いがある、見え方の違いもあるものです。
知らない文化、考え方を面白いと思えるよう、日ごろから興味のアンテナを伸ばしておきたいな思っています。
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