人前で話すことは特別なことではありません
皆様、おはようございます。
私は、いつも当たり前のようにこうして人前で話をしていますが、決して特別なスキルがあるわけではありません。
今私から突然指名されて話をしてくださいと言われて困惑するほど難しいことではないんです。
信じられないかもしれませんね。あなたは場数を踏んでいるから、元々人前で話すことが苦ではないからできるんじゃないのと思われている人もいるでしょう。
これにはコツがあります。沢山の人に対して多くのメッセージを届けるように話してはいけません。
それだと当たり障りのない話になってしまって誰の心にも響かなくなります。
私は、いつもこの大勢の人達の中にいるたった一人の人間に対して語り掛けることを意識して話しています。
そうしないと私もとても緊張してしまってまともに話をすることができません。
いいですか?一人です。この壇上につくまでの間及び壇上に立ってから見渡してみて本当に話を聞こうとしてくれている人を探します。
そうすると必ず数人の人間はしっかりと話を聞こうとしてくれています。
そういう人に話すことのほうが話を聞く気が無い人に話かけるよりも何倍も話やすいです。
しかも、話を聞く気のある人はしっかりと話に対してリアクションをとってくれるためとても話をしやすいんです。
これは普段の会話でも同様のことがあることでしょう。反応がある人とない人とではどちらのほうが話がしやすいでしょうか?
当然ながらリアクションをとってくれる人のほうが話がしやすいですし、話を聞いてほしいと思って頑張って話をすることでしょう。
ですので、話す側の立場の人の事を考えてどのように話を聞いてあげたら相手が喜ぶだろうかを普段から意識して会話をしていれば、このような立場で人前で話をすることになったとしても何の問題もありません。
普段やっていることをそのまま出せばいいんですからね。
だから、ここで単に私の話を聞くのではなく、自分だったらどう話すか、どう聞くかを意識して参加してくだされば、とてつもない力をいつの間にか身に付けることができるはずです。
そういった意味でも朝礼は有意義な時間なんです。ぜひ自分のためになると考えてこの先も私の話を聞いていって頂きたいです。
以上です。ご清聴ありがとうございました。
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