1分間スピーチ：「小さな一歩」の力（例文付き）

おはようございます。今日は「小さな一歩」について少しお話ししたいと思います。

アメリカの経営学者ピーター・ドラッカーの言葉に「最も重要なことは、最も重要なことを最も重要なことにすることである」というものがあります。

この言葉を初めて聞いたとき、「なんだか当たり前のことを言っているな」と思いました。

でも実際の仕事では、毎日の細かいタスクに追われて「本当に重要なこと」を見失いがちではないでしょうか。

私も先月、大きなプロジェクトを任されたとき、その規模に圧倒されて一歩も前に進めない日々が続きました。「どこから手をつければいいのか」という壁にぶつかったんです。

そんなとき、上司から「一番小さな一歩から始めてみたら？」とアドバイスをもらいました。

それで思い切って、プロジェクト全体を小さなタスクに分解してみたんです。

すると不思議と心の重荷が軽くなって、一つひとつのタスクに集中できるようになりました。

「今日はこの部分だけやろう」と決めて、小さな成功体験を積み重ねていくうちに、いつの間にかプロジェクト全体が形になっていました。

ドラッカーの言葉は、結局「重要なことを見極めて、それに集中する」ということなのだと実感しました。私たちの仕事も、一見複雑に見えても、本質は意外とシンプルなのかもしれません。

最近では「小さな一歩」を意識して、朝一番に「今日の最重要タスク」を決めるようにしています。
そうすると一日の終わりに「今日も前に進んだ」という達成感を味わえるんですよね。

みなさんも日々の業務で壁にぶつかったときは、一度立ち止まって「次の小さな一歩は何か」を考えてみてください。小さな一歩の積み重ねが、やがて大きな成果につながると信じています。

ご清聴ありがとうございました。今日も一緒に頑張りましょう。