アメリカのFRBと日本銀行の違い

テレビのニュースでアメリカの経済動向を報道する時に、『FRBの議長声明』という言葉がよく出てきます。
FRBとは「連邦準備制度理事会」のことであり、アメリカの金融政策を決定・実施するところです。
FRBを簡単に言うと、日本における日本銀行のようなものです。日本銀行が政府から独立した認可法人になっているように、FRBも政府に属した行政機関ではなく、株式会社の形態をとっています。
ただ、アメリカは州の独立性が強いことから日本のように中央銀行が1行だけということはなく、12の地域ごとに連邦準備銀行が設立されています。
従って、紙幣もボストンやニューヨーク、サンフランシスコなどにある連邦準備銀行がそれぞれ発行しています。
12の連邦準備銀行を束ねているのがFRBです。
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