1分間スピーチ：絵を描く頭の整理術（例文付き）

とある美術大学の教授の方に、「物作りをする人は、記憶力と発信力はどちらかに傾いてはいけないのだ」という話を伺った事があります。

勉強やインプットが上手でも、記憶しているだけでは誰にも届かないし、反対に丸覚えしたことをそのまま発信し続けていても誰の心にも届かない。

常に自分ならどう感じるのか、自分の言葉を見つけていく時間を大切に意識してみることは、日常のどんなことに対しても観察力を持続させて極めていく習慣につながります。

日本で有名な某アニメーション作家の方は、建物や人を描くときにほとんど資料を見たり調べたりせず描き始めるそう。

観察力は、自分がなにかを選択するときの判断や、人とものづくりを通してつながるために、形に起こすための強力なツールになると思います。

スマートフォンから目を離して、日々生きているこの日常を少しずつ観察する時間を増やしてみてください。