有難う
ゴルゴ松本さんが少年院で講演会を開いた時に、少年たちに伝えたお話です。
「ありがとう」を漢字で書くと、“有る”に“難しい”と書きます。
つまり“ありがたい事”とは、難しい事・苦しい事が有るという事です。
生きていく中で、しんどい事や苦しい事はたくさん出てきます。
自分自身にとっては耐え難く、命を投げ出してしまおうと思うこともあるかもしれません。ですが、それこそが“有難い”人生なのです。
では逆に、そういうことがない人生はどのような人生なのでしょうか?
“無難”な人生です。“難しい”ことが“無い”と書きます。
私たちは生きていく中で、嫌な事やしんどい事を後回しにしたり、避けたりしてしまいます。それが普通のことだと思います。
ですが、今までのしんどい事や嫌なことが、自分の人生を有難い人生にしてくれる為のものだと知ったら、どうでしょうか。
少し、前向きな気持ちになりませんか?