夏がもらたす危険と惠み
日本の夏は、昔よりも暑さが厳しくなっていると言われています。
ここ100年の気温の変化は、地球全体でおよそ1℃上昇している程度ですが、地域別、とくに東京などの大都市ではヒートアイランド現象により、おなじ100年でもおよそ3℃も平均気温が上昇しているというデータがあります。
そして、この厳しい夏の日差しが我々にもたらす障害として「熱中症」が挙げられます。
熱中症は汗をかいても体温が下がりきらず、結果として脱水状態になり体に熱がこもり続けると発症します。
これを防ぐにはまず十分な水分と適度な塩分を摂ることが必要不可欠になります。
皆さんはスポーツドリンクや経口補水液を思い浮かべると思いますが、野菜を食べるのも立派な熱中症対策の一つです。
夏が旬の野菜は沢山ありますが、なかでもトマトとキュウリはそのまま食べることもできて、水分をたくさん含んでいるので、冷蔵庫で冷やしてから食べれば一時的に体温を下げる効果も期待できます。
さらにキュウリは塩をまぶして食べれば、塩分を摂ることもできるので、熱中症対策には一石二鳥な方法になると思います。
夏の炎天下でも立派に育った野菜を食べて、季節を感じながら暑い夏を乗り切るのも良いのではないでしょうか。
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