安全運転 信号無視と一時停止無視
「皆さんの中で、信号無視をしたことがある人はいますか」
「どうですか」
「では、一時停止無視をしたことは、ありますか」
「止まれの標識のある交差点ですよ」
どちらも道路交通法の違反点数は同じく2点です。
信号無視も一時停止無視も同じレベルの違反
違反金はどちらも車種別に金額が違いますが
おおよそ金額面でも同じです。
では、なぜ信号無視はほぼ見かけないのに対して
一時停止はよく見かけてしまうのか。
二つの違反をしたときを比べると、信号無視をした車を見かければ、「何やってんだ、危ないだろ」と
知らぬ間に言葉が出てしまいます。
でも一時停止の交差点で、停止しないでゆっくり
通り過ぎる車には、特に何も言いません。
その理由として考えられるひとつは、運転して信号機の交差点を普通に走行していると何度も何度も信号機に強制されながら、発進と停止を繰り返しますが、一時停止の交差点のある場所は住宅街、幹線道路に合流する脇道で、頻繁に通行しない上に、ほかの車両や歩行者も少ないので、何度も何度も注意する感覚が持てなくなっていますし、「確認したから大丈夫だ」と、信号機のように強制的指示がない
ので、都合の良い判断を人間は選んでしまいます。
一時停止の交差点を、ゆっくり確認をしながら通りすぎるだけだから。
では、赤信号の交差点をゆっくり通り過ぎるのは大丈夫ですか。
両方とも同じ行動ですよ。
交通安全の道路交通法は、皆さんの命を守るための規則です。
規則を受け身で守るのではなく、積極的に自ら交通安全運動に参加すると、ほんとの安全意識が身につくのではないでしょうか。
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