新人さんのことをなぜ、「新米」というようになったのでしょう?

今年も早いもので季節は巡って秋到来。秋といえば食欲の秋であり、収穫の秋。日本ではお米が穫れる季節でもあります。
最近では、土地柄や農家の経営方針などがあって、8月末から9月はじめに稲刈りをしてしまうところもあるようですが、お米の収穫時期といえば、やはり「秋」ですね。
こうして秋に穫れたての新米を味わうことができるのは、日本の幸せかもしれません。
あのツヤツヤでホッカホカの炊きたてご飯、おかずが無くてもいいくらいに、とても美味しいですよね。
さて、その新米ですが、よく「新人」さんのことを「新米さん」などと呼ぶことありませんか。
だれでも社会に出たての頃は、ツヤツヤの炊きたてご飯みたいに新鮮なんです。
では、いったいなぜ「新米」と呼ぶのでしょうか。
これには諸説あって、定説はありませんが「お米」に関するものをご紹介しましょう。
まず「新人は何色にも染まっていないので、真っ白で、まるで収穫したて、炊きたてのお米やご飯のような様子だということに例えて新米と呼んだという説」です。
2つ目は「その昔、江戸時代に、江戸に仕事を求めて新人が集まるようになった頃のこと、お米も江戸に多く集まるようになって、庶民的な食べ物になったことから新人の人とお米の言葉をかけて、新米と呼んだという説」です。
いずれの説であっても、日本の主食である大切な「お米」と大切な「人」にまつわる言葉であることに間違いないようです。
さて、この秋だからこそ、収穫したての新米をたっぷりと楽しみながら、ご自分が新米だった頃のことや、部下となった、あるいは同僚となった「新米」さんのことに思いを馳せながら、味わってみてはいかがでしょう。
こうして、皆で秋を存分に楽しみましょう
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